弁護士ノート

lawyer note

  • 改正個人情報保護法③

    2016.12.16 弁護士:河部 康弘 弁護士:神田 秀斗 個人情報保護

    1 個人情報とは  改正個人情報保護法は、「個人情報」の定義をより明確にしています。では、そもそも現行法で「個人情報」とはどのようなものを指すとされているのでしょうか。現行法を理解すると、なぜ改正する必要があるのか理解できると思いますので、今回は現行法についてご説明し、次回、改正法でどの…

  • 特許権侵害訴訟における充足論と無効論の関係

    2016.12.15 弁護士:河部 康弘 特許法 知的財産訴訟

    1 充足論と無効論は正反対の役割 今回は、特許権侵害訴訟における充足論と無効論の使い方という、ちょっと実戦的な内容に触れてみたいと思います。 特許権侵害訴訟において、充足論の主張と無効論の主張は、正反対の役割を果たすことになります。すなわち、 ① 充足論の主張では、原告は被告商品や被告方…

  • 弁理士実務修習を受けてみた

    2016.12.14 弁護士:河部 康弘 その他の知的財産関連業務 特許事務所様向けサービス

    小林・弓削田法律事務所では、基本的に出願案件は特許庁対応の専門家である弁理士の先生にお任せしていますが、紛争案件を弁理士の先生と共同で受任することが多く、普段から一緒にお仕事をさせていただいています。 弁理士の仕事を知ることはより良い連携を取るために有効でしょうし、来年1月からまた1名弁…

  • 改正個人情報保護法②

    2016.12.12 弁護士:河部 康弘 弁護士:神田 秀斗 個人情報保護

    1 要配慮個人情報とは 前回の記事で、「要配慮個人情報」はオプトアウト方式による第三者提供が認められないことに触れました。そこで、今回は、「要配慮個人情報」とは何かについてご説明します。 「要配慮個人情報」とは、「本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実そ…

  • 改正個人情報保護法①

    2016.12.05 弁護士:河部 康弘 弁護士:神田 秀斗 個人情報保護

    1 勉強会で  ずいぶんと前ですが、第二東京弁護士会の会派五月会の勉強会に参加してきました。その中で一番印象に残ったのが、オプトアウト方式に関する個人情報保護法の改正です。 2 オプトアウトに関する規制の強化  現行個人情報保護法においては、個人情報を第三者に提供するためには、原則として…

  • 口頭弁論の活性化

    2016.12.01 弁護士:河部 康弘 特許法 知的財産訴訟

    1 ブログ再開 前回更新から随分と時間が空いてしまいました。準備書面なら何十頁でもそう悩まないのですが、何を書けばいいのか決まっている準備書面と違って、こういった文章は何を書こうかから始まってなかなか筆が進まず・・・しかし、依頼者の方から読んでいると声をかけていただいたこともあり、また、…

  • リンクと著作権侵害

    2016.09.08 弁護士:河部 康弘 弁護士:神田 秀斗 著作権法

    1 リンクは著作権侵害?:EU司法裁判所の判断についてのニュース 先日、知財関係のニュースとして、「EU司法裁判所、無断リンクは著作権侵害!」といった内容の見出しが躍りました。 中山信弘先生の『著作権法』が「リンク元では複製が行われているわけではないので、基本的には複製権侵害の問題は生じ…

  • 小林・弓削田法律事務所の特徴④

    2016.08.15 弁護士:河部 康弘 一般企業法務

    1 小林・弓削田法律事務所の業務内容  引き続き、第70期弁護士採用に向けた小林・弓削田法律事務所のご紹介をしたいと思います。今回は、知財訴訟以外の業務分野についてです。 2 知財訴訟以外の業務  当然といえば当然ですが、弊所も、知財訴訟だけを扱っているわけではありません(知財訴訟の件数…

  • 小林・弓削田法律事務所の特徴③

    2016.08.12 弁護士:河部 康弘 不正競争防止法 商標法 意匠法 特許法 知的財産訴訟

    1 小林・弓削田法律事務所の業務内容③  第70期弁護士採用に向けた弊所の業務内容説明も、3回目を迎えました。弊所が採用活動にどれだけ力を入れているか、優秀な人材を採用したいという意欲を、感じ取っていただけると幸いです。  今回は、知財訴訟を特許訴訟とそれ以外の分野に分けて、それぞれの特…

  • 小林・弓削田法律事務所の特徴②

    2016.08.10 弁護士:河部 康弘 知的財産訴訟

    1 小林・弓削田法律事務所の業務内容②  前回に引き続き、第70期弁護士採用に向けた小林・弓削田法律事務所のご紹介をしたいと思います。  今回は、弊所の主たる業務である知財訴訟の特徴について、他の訴訟案件とどう違うのか、どういう人が向いているのかなどを、当該訴訟の第一起案を担当することの…

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