弁護士ノート

lawyer note

AI

  • 「権利者の視点から見た」AIと知的財産権等との関係

    2024.12.02 弁護士:平塚 健士朗 AI その他の知的財産関連業務

    1.AIと知的財産権等の検討状況  AIと知的財産権等との関係に関しては、これまでに複数の関係省庁からガイドラインが公開されています。まだAIと知的財産権等(あるいは法制度全体)とのあるべき関係性を模索しているような状況ではあるものの、少なくとも現時点における考え方の方向性として、重要な…

  • Claude 3で書いてみた。ファッションにおける形態模倣(不正競争防止法2条1項3号)と「光沢及び質感」の評価

    2024.07.01 弁護士:木村 剛大 AI Fashion Law 不正競争防止法

    今回はClaude 3(opus)で裁判例の分析を行ってみました。素材として取り上げた裁判例は、東京地判令和5年10月18日(令和3年(ワ)第25324号)と大阪地判令和5年10月31日(令和4年(ワ)第6582号)です。商品画像はリンクより確認することができます。本文はあえて一切修正し…

  • AIは発明者になれないとした裁判例と今後特許訴訟で起こるかもしれないこと

    2024.06.03 弁護士:河部 康弘 AI 一般企業法務

     最近、AIは発明者になれないとした東京地方裁判所令和6年5月16日判決(令和5年(行ウ)5001号)が公開されて、話題になっています。そこで、今回は、「AIは発明者になれない」という解釈が、特許訴訟で意味を持つとしたらどんな場面が想定できるのかを考えてみたいと思います。  今回の裁判で…

  • ChatGPT使用に関する個人情報保護法上の問題点

    2023.06.20 弁護士:神田 秀斗 AI 個人情報保護

     令和5年6月2日、個人情報保護委員会が「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」と題する書面を発しました。個人情報取扱事業者、行政機関等及びChatGPTを展開するOpenAIに対し、個人データ取扱上の注意喚起等をなすものとなっております。  本ブログでは、個人データを取り扱…