著者
弊所は、知的財産訴訟を中心とした業務を行っているものの、法律事務所ですから、全く異なった紛争事案も扱います。例えば、とある事件の訴状起案のために参照した書籍が、次の4冊。
① 『境界の理論と実務』(寶金敏明著)
② 『里道・水路・海浜』(寶金敏明著)
③ 『解説森林法』(森林業基本政策研究会編著)
④ 『鉱業法』(我妻榮、豊島隆著)
これまで聞いたことも経験したこともない複雑かつ難しいご要望の案件であったため、訴状を完成させるだけでも大変な時間と労力を費やしましたが、最終的にはご依頼者様のご要望にほぼ沿う形での解決ができました。
山口での修習(裁判官、検察官、弁護士になるために必要な研修です。)時代、田んぼの境界の事件を検討した記憶がぼんやりとありますが、そのときは東京の知財事務所に入所する以上、こういう事件には修習が終わったら関わることはないだろうなぁと思っていました…が、どんな分野であっても、しっかり勉強しておかないといけないと実感しました。
(河部)