弁護士ノート

lawyer notes

ICレコーダー

2015.06.09 弁護士:河部 康弘 一般企業法務 民事介入暴力

1 全員電話に取り付けています

 こんにちは、河部です。今回は、弁護士業務に必須のICレコーダーについて。

弊所の弁護士の固定電話には、電話の内容を録音できるよう、ICレコーダーと通話録音アダプターが取り付けられています。

 こんな感じです↓


 これは、問題のある相手方との通話内容を録音できるようにするため。普段から使うというわけではありませんが、念のため全員の電話に取り付けています。弓削田弁護士は民事介入暴力を専門分野の一つに掲げていますし、使わなければならない時期がいつ来るかは分かりませんからね。

 もちろん、依頼者様との会話を録音しているなんてことはありませんので、その点はご安心ください。

2 外で活躍する場合も

 訴訟や審判で、相手方が裁判所からの書類を受け取ろうとしない場合、裁判所からは、本当に相手方がその住所にいるのか、調べてこいと指示が出ます。表札に名前が出ているか調べたり、マンションであれば管理人さんに話を聞いてみたりするのですが、相手方は交渉段階で我々弁護士の名前を知っていますし、弊所の場合HPを見れば顔だって分かります。裁判沙汰になるような案件ですから、相手方は当然我々を目の敵にしているわけで、居るかどうか確認してこいって、結構無茶な要求だと思うのですが…鉢合わせでもしたらどうしましょう(^_^;)

 そんなときに活躍するのが、ICレコーダー。鉢合わせしてトラブルになった場合のことを考え、相手方の家に近づく前に録音ボタンを押しておきます。弁護士たる者、自分の身は自分で守らねばなりません。                   (河部)

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